daladala.の旅話、お土産 from ガーナ

オーガニックパイナップル農園

2016年11月12日

以前から個人的に興味のあったパイナップル農園を訪れました。

ここは、小さな家族が農薬を一切使わないオーガニック農法で大切に育てている農園。視界に収まりきらないほどのパイナップルが広がっていました。サバンナやモンゴルの平原に出会うことはあっても、パイナップルの草原に立つのは初めての経験です。

今回ここを案内してくれたのは、青年海外協力隊として2年間この農園周辺で活動している坂田さん。実は彼女との出会いは4年前の愛知県。ガーナで再会することになるとは夢にも思いませんでした。地球はなんとも狭いものです。

農園ファミリーに溶け込む坂田さんはすっかりガーナ人そのもの。笑顔もキラキラしています。協力隊員のたくましさとバイタリティを久々に肌で感じることができました。

ところで、パイナップルがどのうように成長するか知っていますか?ココナッツのように木にぶら下がっている姿を想像していた私には、その生態系は目からウロコ。

そもそも、木の下ではなく地面の上で花のように成るパイナップル。松ぼっくりのような小さな房から横に伸びているのが花で、その花が上に移動するにつれて、パイナップルが成熟していくのです。根元にいくつも伸びている株は、またひとつを植えなおして新たなパイナップルになるそうです。棘の周りが黄緑いろに変わってきたら収穫時期。

パイナップルにも鮮度があるようで、もぎたてが一番美味しいとのこと。その味は、シロップ漬けのようなとろける甘さ。太陽の下で切ってもらったもぎたてのパイナップルは最高でした。

この広大な数を大切に育て続けているファーマー皆さんの愛情も、この甘さに一躍かっているに違いありません。

ガーナにお越しの際は(特にエクムフィ群の)パイナップルをぜひ。

 

 

 

 

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