daladala.ノイエは10月中旬をもって閉店し、新たな地へ旅立ちます。
3年ぶりのモンゴルを訪れ、工房、草原、首都をまわり日本へ帰ってきました。
インスタライブ配信や投稿をご覧いただいたみなさま、ありがとうございます。
写真や本、テレビや映画でみる世界はそのままではあるけど、どこか遠い世界ではあるのだと思います。作者目線で色付けされた世界ではなく、かっこつけず飾らずありふれたモンゴル遊牧民の日常を届けたいと思っていました。
海を渡れない期間が長かったけど、気づいたら、なんにもない草原のど真ん中から世界中に配信ができるすごい時代になったなとつくづく思います。
私たちの暮らしと並行して今も当たり前に続いている草原の暮らし。わたしはいつも強さと豊かさを感じています。
さて、前置きが長くなってしまいましたが
2019年に大阪池田に降り立った我々は、また新たな旅に出ることになりました。
人生の旅を続ける我々が、ひとときの止まり木のようにつくったdaladala.ノイエ。
土地に根付くって素晴らしいな、と改めて実感できるほど思いもよらない素敵な出会いをたくさんいただきました。
遊牧民は人との出会いが貴重だからこそ旅人の訪問をとても楽しみに大切にしてくれるそうです。わたしたちdaladala.もなんだかそんな生き方に似ているかもしれません。
そもそもdaladala.には「乗り合いバス」という意味があります。たった二人が乗る小さなキャンピングカーのような存在に、出会ってくれる人達は奇跡みたいな人ばかり。そんな宝物を胸に抱えて次の土地へ向かいます。向かう場所は地球のどこか。
モンゴルから遊牧民の暮らしを少しだけ届けられたように、
私たちの軸や基準とは少し違う暮らしの豊かさのかけらをまたどこかからお裾分けできたら嬉しいです。
ちなみに、これからのdaladala.も今までどおりモンゴルとの製品づくりをつづけ
オンラインストアなどの小さなかたちで継続予定です。
家(イエ)を出発して、小さな乗り合いバスがお届けするこれからのモンゴルもぜひお楽しみに。
閉店までにもいくつかイベントをご用意しています。
そのスケジュールはまた後日、SNSにてお知らせいたします。
どうぞあと少しの時間ですが、共に楽しんでいただけると幸いです。
daladala.
佐屋
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