ハラホリンの町中にぽつんとある小さな工房に来ました。
ドマーさんご夫婦が営んでいるこの工房では、モンゴル刺繍の絨毯をつくっています。ドマーさんと初めてお会いしたのは4年前。
3人ほどの足の不自由な職人さんが絨毯をつくっていました。
羊毛を縮絨して刺繍する作業。「’手’仕事」の力強さをみた気がしたのです。
お久しぶりのおじいさん、まだまだお元気そうでよかった。
モンゴルの平均寿命は約60歳。でもまだまだ現役です。
分厚い羊毛のフェルトに刺繍するのはゴワゴワとワイルドなラクダの毛糸。
ここで働く女性が手紡ぎしています。
太い毛や細い毛が混ざって麻ヒモのような質感がとても味わい深い毛糸。
販売用には紡いでいないのですが、この癖のある毛糸が気に入ってしまい、特別に数玉紡いでもらいました。日本に持って帰ります。
ここでつくられる絨毯はとても素敵なのですが、首都からも遠く日本に送ってもらうことが難しいので、私が担いで持って帰るしかありません。今回もいくつか素敵な絨毯に出会うことができました。
担いで帰ります!
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