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ボルガバスケットをもとめて.01

2017年10月14日

ボルガバスケットの産地とヴィヴィアンの家族に会いに、ボルガタンガ村を訪れました。ボルガタンガはバスケットの聖地。ほとんどのバスケットはこの村でつくらています。

首都アクラから飛行機で北へ1時間、車に乗り換えてさらに北へ2時間半。ブルキナファソとの国境から約30km手前ののどかな町です。道端のそこかしこにヤギとニワトリとバスケット職人・・。町の中心部でヴィヴィアンと合流して早速ボルガツアー出発!

ヴィヴィアンの実家はザーレという村にあって、日本に届く多くのバスケットの産地ニャリガ村のすぐお隣。土づくりの伝統的な家の中で、一夫多妻の大家族が出迎えてくれました。一夫多妻制は北部の村の文化。家の中はひとりのお父さんに、たくさんのお母さん、ごちゃまぜの子どもたちで賑わっています。

ピーナツ畑の中に眠るお母さんのお墓にも案内してくれました(写真は生のピーナッツ。ガーナ主食のひとつ)。たくさんの家族の中で、血の繋がったお母さんはいっそう格別な存在だったはずです。家の女性たちの生業は家族のお世話とバスケットづくりだと教えてくれました。色彩感覚の優れたガーナの人。たくさんの子どもを育て、たくさんの美しいデザインを生み出す。ガーナのお母さんたちからも漏れなくたくましい生き方が垣間見えたのでした。

 

ちなみに、バスケットウィービングはほとんどが見て習うもの。文字を使わず村の人たちが体で学んできた技術です。
ひとつひとつに溢れる個性がさらに愛おしく感じました。

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