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daladalaの原点

2016年4月23日

▲道端 in モンゴル

みなさんは、訪れたことの無い場所を知る時、どこから情報を得ますか?
インターネットやTV、本や知人の話。または、自分の想いと重なる人の講演。

自分で実際に見るもの以外は、きっと“誰か”の主観フェイルターを通した姿を見ているのだと思います。例えば児童労働やスラム街を実際に目にして心が動いた人がいるおかげで、海を超えて賛同者が増えてムーブメントを起こします。訴える力がある人の努力は尊敬に値します。

▲道端 in ケニア

さて、
私が8年前、開発途上国(モンゴル)で生活を始めたときに感じたことがあります。
「あれ? 想像と違うぞ」 と。
劣悪な環境や心や物理的に貧しい人に出会って心が痛くなったこともあります。でも、みんな何だか心底たくましくて、想像と違ったのです。

出会った人たちは知恵と笑顔と感情がとても豊かで、共通の合言葉は「気にしない気にしない」。(時には気にしてほしい)。時には腹立たしいほど、傲慢だったり、タフだったり。

ちょっとお金がなくても、環境が悪くても、辛い幼少期を抱えていても、生きるエネルギーがとても強くて、とくにシングルマザーはパワフルで意欲的で、それが私にはかっこよく映ったのです。

大草原で生きる遊牧民の生活も、昔ながらの手工芸も、伝統や芸術も、端々から人のエネルギーが感じられる気がしました。
だから、今になって思うのは、daladalaのフィルターは“かっこいい”が基本にあるということ。私が見た、途上国の“かっこいい”を伝えて行きたいと思ったのです。

そんなdaladalaの原点を、ここガーナで改めて思い返し、綴ってみました。ひょんなご縁でやってきたガーナですが、ガーナの“かっこよさ”も、ちょっとずつ伝えていけたらいいなと思います。

▲道端 in ガーナ

 

 

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